見出し画像

ミライフが紡いだ“魅力ある会社”との出会い。何度も自分の原点に立ち返り、キャリアデザイナーと二人三脚で掴んだ「自分らしいキャリア」

転職活動では意思決定を行う場面がたくさんあります。年齢やキャリアを重ねていくと同時に、一つ一つの選択の重みが増してくるように感じます。信頼できるパートナーと壁打ちをしながら、気持ちや状況を整理することができるといいですよね。

今回ご紹介するのは、ミライフのキャリアサポートを受けて転職活動を行い、カケハシさんへ入社された鈴木(仮名)さん。現在は39歳(2023年5月当時)、人材業界→リサーチ業界→SaaS業界と業界を変えながら、大手からスタートアップまで6社で経験を積まれてきた方です。

鈴木さんはどのようなプロセスで転職活動を成功させたのでしょうか?ミライフキャリアデザイナーの中川綾子とともに、これまでの転職活動を振り返ります。

一人での転職活動に苦戦。
「100%個人起点」「自分のキャリアに親和性のあるキャリアデザイナーからのメール」に惹かれてミライフに登録

ーーまず、鈴木さんのこれまでのキャリアと、転職活動に至った経緯についてお聞かせください。

鈴木さん:大学卒業後は人材紹介会社での営業からキャリアをスタートしました。人事コンサル、リサーチ会社を経て、2016年からSaaS業界で2-3年毎に会社を変えながら、営業、マーケティング、カスタマーサクセスなどビジネスサイドの職種を6社で経験してきました。

転職の理由は、組織変更による社内異動により、やりたいことができなくなったことです。前職はSaaS系の会社でカスタマーサクセスやマーケティングの仕事をしていました。SaaS事業にやりがいを感じていたのですが、別事業部へ異動になったことを機に転職を考えました。

ーー転職活動を始めるにあたってミライフに登録してくださったきっかけは何でしたか。

鈴木さん:ミライフの中川さんからスカウトメールをいただいたことです。当時、自分でも転職活動をしていたのですが、なかなか選考が前に進まず、一人での転職活動に厳しさを感じていました。誰かと壁打ちしながら、自分の気持ちや状況を整理していけたらと考えていた時に、中川さんからメールをもらいました。

複数メールをいただく中で、ミライフの「100%個人起点」という考え方に好感を持ちました。また、メールに記載されていた中川さんのキャリアを読んで、自分自身との親和性も感じたことから、この人なら相談できそうだと面談を依頼しました。

経験社数の多さは、キャリアを切り拓いてきた証。
何度も壁打ちをしながら「自分のありたい姿」を見つけていく“コーチングスタイルの面談”

ーーミライフとして、当時の鈴木さんにどんな印象を抱き、どのような支援をしてきましたか。

中川:鈴木さんもおっしゃってくれたんですが、経験社数や歩んできたキャリア、年齢が鈴木さんと近いです。私も人材業界からインターネットリサーチ会社を経験して、その後も会社や職種を変えながら6社、7社と経験して今ミライフで働いています。

一般的に経験社数が多いとネガティブに見られることが日本では多いのですが、私自身が転職自体にネガティブな印象を持っていません。鈴木さんと実際にお話ししてみて、これまでの転職を通して自分の可能性を広げたり、より自分らしく生きるための選択をしてきた方だと感じました。

一方で面談当時鈴木さんは38歳、年齢的にも今後のキャリアを左右するとても大事な転職でした。改めて、鈴木さんが「今後どういうキャリアを歩んでいきたいのか」「最終的にどうなっていきたいのか」を何度も壁打ちしました。そこに対して、どんな企業で、どういうポジションで、どうアクセスしていくと良さそうかというところも、徹底的に一緒に考え抜きました。

鈴木さん:僕も何社か転職を経験しているし人材業界でも働いていたので、転職の軸や転職のやり方については理解しているつもりでした。ただ、中川さんと最初にお話しした時に、自分のことが全く整理できていないことに気付いたんです。

「こういう風に思っています」と答えた時に、「なんでそう思うのか」「どんな出来事があってそう感じるようになったのか」とコーチングのような形で色々な角度から問いをいただくことで、思考や経験を振り返り、自分のことを整理することができました。

その上で転職軸を3つぐらいに整理して、応募していく会社や職種の方向性を話し合い、面接で伝える内容についての言語化もサポートいただきました。自分一人で転職活動をしている時とは大きく違いを感じた部分でした。

「転職の軸」を整理することで見えてきた、本当に大切にしたいこと。
なんとなくの拘りを手放し、自分を知ることで広がった“キャリアの選択肢”

ーー中川がサポートさせていただいた中で、具体的にはどんなことがご自身への気づきにつながりましたか。

鈴木さん:自分一人では気づかない求人の紹介をしていただいたことです。急成長していく会社のフェーズを経験できたので、今後は数十名規模くらいのよりアーリーフェーズのスタートアップの方がやりがいを感じられそうだと考えていました。

でも、中川さんと壁打ちしながら「転職の軸」や「自分のやりたいこと」を整理していくと、「身につけたいスキル」「事業への共感性」など自分が大切にしたいものが見えてきました。自分が大切にしたいことが叶うのであれば、アーリーフェーズのスタートアップに拘る必要はないと思えたことから、応募する企業の幅が広がっていきました。最終的に内定をいただいた3社も自分一人で転職活動をしていたらおそらく応募していなかったであろう企業でした。

また、レジュメもある程度自分で整理できていると思っていましたが、さらに見やすく整理したりと事前準備も一緒にしていただいたことで、ミライフ登録後は選考が前に進みやすくなりました。

面接についても一人で活動している時は苦戦していたのですが、「自分は何がしたいのか」「この先本当に何をしていきたいのか」というところを面接前に一緒に整理したり、面接後に内省することで、転職活動がうまく進んだという感触があります。

中川:鈴木さんは能力も経験もたくさん持っている方でした。私が伴走することで、鈴木さんが持っているものを引き出して、一緒に整えてアウトプットを繰り返し、面接を順調に通過していかれたという印象が強いです。

私の中で強く印象に残っているのは、今ご入社されているカケハシさんの最終面接の前に一時間半くらい二人で壁打ちしたことです。

「鈴木さんが転職活動を通じて何を成し遂げたいか」について語れるかどうかがポイントになりそうだと、事前に企業側からフィードバックをいただいていました。

「結局どうなりたいんだろう」と、鈴木さんと沈黙も共にしながら壁打ちをしていく中で、「やっぱり私はこうなりたいです」と、鈴木さんから言葉が出てきました。「なんでそう思うんですか」と聞いたら、どんどん鈴木さんの言葉が溢れてきて、それを面接で語りましょうと話したことを覚えています。

鈴木さん自身がぐっと深く内省している様子に立ち会わせていただいたので、鈴木さんが一歩前に進む瞬間に立ち会うことができたなと、その時のことがすごく印象深いです。

魅力ある3社から内定獲得。
「結局、自分はどうなりたい?」最後は“自分の原点”に立ち返り選んだ道

ーー最終的に3社内定を得られた中で、どのようなプロセスを経て、決断に至ったのですか?

鈴木さん:そうですね、最後は本当に悩みました。どの会社もそれぞれに魅力があって、企業とお会いしていくごとに気持ちが揺れ動いていました。色々な観点がある中で、オファー面談後に「そもそも何やりたいんでしたっけ?」と、中川さんに問いをいただきました。

「今回の転職で一番大事にしたいことは何なのか」に立ち返り、自分の気持ちを整理していきました。最終的には、カルチャーフィットや入社後のキャリアの可能性、事業内容への共感性からカケハシへの入社を決めました。

ーー転職活動全体を振り返ってみて、ミライフのサービスにどのような感想をお持ちですか?

鈴木さん:本当にここまで手厚くサポートしていただけるということに驚きました。自分の納得いく転職活動を進める上で伴走してくれるパートナーのように感じています。今勤務しているカケハシも、一人で転職活動している時の選択肢の中にはなかったのですが、結果的に入社してよかったと思える会社に出会えたというところでも、キャリアの可能性を広げていただけたありがたい存在だと思っています。

中川:私も鈴木さんにすごく感謝しています。私は実際にコーチングも学んでいるのですが、コーチングではクライアントも全力で向き合ってくれるかどうかが結果を左右すると言われています。

私からの問いに対して、鈴木さんも本気で考え抜いて答えを出してくれたからこそ、私もいい提案ができて、いい形で一緒に意思決定することができたのだと思っています。結果として、ここまで納得いく転職活動をサポートできたことが私としても嬉しいです。

ーー最後に、ミライフをどんな人にお勧めしたいですか?

鈴木さん:転職エージェントに求めるものは人それぞれだと思います。単にたくさんの求人を紹介してくれるだけでいいという人には、ミライフは合わないような気がします。どちらかというと自分のキャリアに迷っている人や、壁打ちしながら気持ちや状況を整理していきたい、伴走してくれるパートナーと一緒に転職活動をやっていきたいという人にはとてもお勧めです。ここまで親身にサポートしてくれるエージェントはあまりないと思います。

中川:ありがとうございます。ミライフは「個人起点100%のエージェント」を目指していますし、私自身、誰かの人生が一歩でも前に進むとか、その人がより自分らしく生きるためのサポーターとして個人の方に寄り添いたいという気持ちでミライフに入社しています。鈴木さんにそう言っていただけると、やりたいことが今できているんだなという実感にも繋がり、とても嬉しいです。

あとがき

「“問い”を出しながら導いてくれる伴走者のような存在だった」と、ミライフのサービスについて鈴木さんは語ってくれました。

「自分が大切にしたいことは何か」「本当に自分がやりたいことは何なのか」転職活動では、自分はどうしたいのか…自分に向き合い続ける時間が続きます。一人で自分に向き合うことが難しくても、プロの知見を持って重要な問いに常に立ち戻らせてくれるパートナーがいれば、自分の気持ちや状況を整理しながら、安心して前に進んでいくことができるのではないでしょうか。

「自分らしいキャリア」に向き合いたい!という方のミライフへのご相談もお待ちしております!

担当キャリアデザイナー中川の自己紹介noteもぜひご覧ください。

この記事が参加している募集