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【イベントレポート】キャリアチェンジの「実態」と「成功法則」

9/26(木)に、株式会社琉球ウェルネス・株式会社Blue Mobility・株式会社Cobの3社の代表取締役である道廣さん(みっちーさん)をお招きして、これまでの「キャリアチェンジ」の流れを深掘りしていくイベントを行いました。

終了後のアンケートでは

みっちーさんの、ワクワクを大事にするスタンス×しなやかさがすごく素敵だなと感じました。それをどんな行動に落とし込んだかの戦術的な話も非常に参考になりました。

自分にできなくて不安でも、まずチャレンジしてみる、転職活動をして転職候補先と現職の異動先をフラットに並べて見比べたいと思いました。

のように、みっちーさんの実際の行動から学びにつなげたり、スタンスに勇気をもらい自分も挑戦したいと感じたりと、前向きな感想を非常に多くいただきました!

せっかくですので、イベントでのやり取りをご紹介しながら、みっちーさんの素敵な行動・スタンスをお届けしたいと思います。

アーカイブ動画も公開していますので、ご興味がある方はこちらもご覧ください!(やり取りのシーンは15:00から始まります。)


最初のキャリアチェンジの背景

ーーリクルートからサイバーエージェントは業界チェンジのキャリアチェンジですが、どうして人材からインターネットネット広告へ、となったんですか?

道廣:リクルートは最高だったのですが、自分が5~6年目のとき、人材紹介事業のクライアントでサイバーエージェントを担当しました。

そこで求人のヒアリングに行った際に、2~3年目の若い方が「マーケットを作っています」「業界のルールを作っています」といったプレゼンをされるのが衝撃的で、すごくアグレッシブでポジティブでなんてカッコいい人達なんだ!と思って興味を持ちました。

当時、すべてのものがインターネット化していく中で、自分もそのど真ん中に居たいと考えて、より成長産業でもあるインターネット広告の業界に転職をしました。

仕事が上手くいくようになったきっかけ

ーーなかなか上手くいかなくて孤軍奮闘していたときに、どのようなきっかけて成長・成功していったんですか?

道廣:場所と場面まで覚えているのですが、悲壮感が漂っていたのか、上司に呼ばれて「それ以上そんな顔するんだったら目立とうとしないで」と言われたんですよ(笑)

「そうだよな」と思って、「本当に上手くいっていなくてすみません」という話と「売れている営業の方の下について、営業を学びたいです」というお願いをして、上手くいくやり方を学ばせていただく中で成果がでるようになりました。

結果的に、上司の言葉にカチンとするのではなく、「本当にそうですね、すみません」と言えたのはよかったと思います。

キャリアチェンジ先で成果を出す秘訣

ーー最初は上手くいかなかったところから、キャリアチェンジした先で成果を出せるようになった秘訣はあるんですか?

道廣:「成果」の定義をミスしなくなったところです。リクルートの経験から一人で案件を回すことが成果だと思っていましたがそうではなく、この会社・この事業・この仕事における成果・パフォーマンスは何か?ということと、貢献する相手が誰なのか?を自分の中で見定められるようになりました。

あとは、「とにかく相談しまくる」ということだと思っていて、営業しかやってこなかった人間がある日突然事業責任者に抜擢されて「3か月で売上1億円作ってください」となったときに、うじうじしていても仕方ないので色々なカンファレンスに行ったり、色々な先輩のところにいったり、競合他社について調べたり、お客さんのところにいってヒアリングしてみたり・・・。

とにかく色々相談しまくる中で、こちらのやりたいことを伝える中でみなさんにサポートしていただいた感じです。

ジェネラリストかスペシャリストか?

ーー業界、職種、役職などやっていないことをやりたいと思ってチャレンジしてきたと思うのですが、スペシャリストになりたいと思ったことや、自分には専門性が足りないと思ったことはありませんか?

道廣:めっちゃありますね。未だに僕が何の専門家なのか自問して悶々とすることもあるんですけど(笑)

これは考えていても仕方ないと思っていて、自分が突き詰めたいと思うことが見つかったらその専門家になっていくと思いますし、それに出会っていないうちは人の役に立つことや、やったら自分にとってポジティブだと思うことを色々やっていくでいいんじゃないか、と思っています。

また、専門性は「誰と比較するか」もあると思っていて、プロと比べれば専門性はないけれど、やったことが無い人に比べれば専門性はある。誰にとってのどんな専門性を持ちたいのか?という問いもある中で、あまり深く考えないようにしています。

「タイミングを逃さない」ということについて

ーー会社に2番目に入るか、100番目に入るかでもまったく違うと思いますが、「タイミングを逃さない」というのは面白いですよね。

道廣:タイミング論はあるかもしれないですね。「世の中のタイミング」と「自分のタイミング」があると思うんですけど、ある程度計画は考えるんですが、ある日突然辞めることを決めることもあります。

「32歳で事業責任者やってました」という若手は抜擢でCOOになれるかもしれないですが、「40歳で事業責任者やってました」という人だと抜擢されない可能性があるじゃないですか。

だから、32歳でサイバーエージェントに居た自分は、会社が大好きで辞める必要はなかったけれど、40歳の時点の自分の未来をAパターン・Bパターン・Cパターンと考えたときに、実は今チャレンジした方が自分にとってワクワクする結果になるんじゃないか?というのは考えたりしました。

おわりに

5つのやり取りを見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
みっちーさんのアクティブさと、未来を考えつつもその時々のタイミングでパッと決断することもある、そうした柔軟さを感じていただけたのではないかと思います。

「詳細が気になる!」という方はぜひ、冒頭のリンクからイベントアーカイブの動画もご覧ください。

さて、ここからは次回イベントの告知です。

【10/25(木)】に人事図書館館長の吉田洋介さんとのコラボレーションでイベントを開催します!

オンライン・オフラインどちらでも参加できますので、キャリアチェンジに興味がある方はもちろん、キャリアについて考えたいという方はぜひご参加ください。

こうしたイベントや様々な経験者の方のお話が、皆さんのキャリア構築や未来を考えるきっかけになればと思っております。

ミライフ公式noteでは、キャリアチェンジに役立つ情報を様々な観点から発信しています。

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