とことん自分に向き合い“ありたい姿”を言語化。 チーム・ミライフと叶えた「個の成長を支援する仕事」への第一歩
「なんとなく転職したい。でも、特にやりたいこともない」
こんなモヤモヤを感じるとき、誰に相談しますか?とりあえず転職エージェントに登録して、面談して。なんとなく知ってる企業に応募するけどうまくいかなくて……というケースもしばしば。
今回ご紹介するのは、ミライフのキャリアサポートを受けて転職活動を行なった藤井さん。新卒入社した会社で営業、営業企画、マネージャーと活躍してきた30歳(2023年5月当時)です。
ミライフが提供しているMCD(ミライフキャリアデザイン)への参加を経て、転職活動に踏み切った藤井さんは、「個の成長を支援する」という自分のやりたいことを叶える企業への入社を決めました。
ミライフとの初回面談から2年後に転職を実現した藤井さん。どのようなプロセスで転職活動を成功させたのでしょうか?ミライフキャリアデザイナーの林由希菜とともに、これまでの転職活動を振り返ります。
「今は転職しなくていいんじゃない?」ミライフとの出会いが、“キャリアの幅”を広げてくれた
ーーまず、藤井さんのこれまでのキャリアと、転職活動に至った経緯についてお聞かせください。
藤井さん:新卒で大手通信業界に入社して、代理店営業を4年間経験しました。そこから社内の公募制度を使って子会社へ異動。2021年からは営業企画部で1年半マネージャーとして組織マネジメントやメンバーマネジメントを経験しました。
転職の理由は、マネジメントを経験する中で、最強のチームをつくりたいと思った時に、組織を作る個人の力の差に課題を感じ、もっとダイレクトに「個の成長」を支援する仕事がしたいと思ったからです。個の成長が組織においても社会全体でも「最強のチーム」を増やすことに繋がると思っています。
ーー転職活動を始めるにあたってミライフに登録してくださったきっかけは何でしたか。
藤井さん:実は、林さんに転職活動をサポートいただく2年ほど前に、ミライフ代表の佐藤さんと面談していました。当時は漠然と「外の社会でも生きられる人になりたい」みたいなことを言っていました。いろいろ話した上で「転職しなくていいじゃん」と、佐藤さんに言われたんです。その時は自分でも納得して現職に残ることを決めました。他にもエージェントと面談していたのですが、転職を勧めないエージェントは初めてでした。
半年後に自ら異動を希望した部署でマネージャーになりました。マネジメントを経験する中で、モヤモヤを抱えるようになって。そんな時にミライフからMCDの案内メールが届きました。そこに書かれていた「自分、このままでいいのか?」というメッセージが響いて参加を決めました。
MCDでは林さんにメンターについてもらって、“自分のありたい姿”を言語化していきました。最後に「最強のチームを作る」と目標を掲げ、その実現に向けて1年後に転職すると宣言したんです。でも、MCD後にポジティブに仕事に向き合う中で、「やりたいことがあるなら、1年も待たずに早く実現したい」と思うようになり、林さんに転職活動をしたいとのメールを送りました。
「自分のありたい姿」を言語化したことで見えてきた“理想と現実のギャップ”。キャリアを切り拓くために動き出す
ーーミライフとして、当時の藤井さんにどんな印象を抱き、どのような支援をしてきましたか。
林:面談前に藤井さんが送ってくれた長文メールに、転職活動への強い想いを感じました。やりたいことや、その背景が整理して書かれていたんです。藤井さんの想いを尊重したいと思う一方で、「1年後に転職」と言っていたところから時期を早めての転職ということで、今動くことが藤井さんにとって本当に良いことなのかを一緒に考えたいと思いました。最初の面談では、転職時期を早めたい理由についてじっくり聞きました。
MCDで目標を定めた時は、自分のありたい姿や子供が生まれることなどトータルで考えて、1年後の転職を見据えていたけれど、自分のありたい姿や取り組みたいことがあるのに、そこに向き合えていない歯痒さを感じている印象を受けました。それであれば、その感情や気持ちに沿って動いてみたらモヤモヤとした状況が変わるんじゃないかと思い、一緒に転職活動を進めてみようとなりました。
藤井さん:最初の面談では求人紹介などはなく、現状や自分の気持ちを聞いてもらいました。
林:2回目以降の面談で、藤井さんが応募したいと持ってきてくれた2社について、その背景を聞いた上で、藤井さんのやりたいことが叶えられる企業で確実に合格をもらえるようにと考え、私の方でも求人を提案していきました。
面接前に「自分のやりたいこと」の言語化をサポートしてくれた。キャリアデザイナーも企業担当も応援してくれる安心感
ーー林がサポートさせていただいた中で、具体的にはどんなことがご自身への気づきにつながりましたか。
藤井さん:林さんを起点にミライフの企業担当の方からも、面接前の準備や面接後の企業フィードバックを具体的にいただけたことが心強かったです。「こう言ったら受かる」とか表面的なものではなく、私がやりたいことを言語化するサポートをしてくれました。
面接には落ちてしまったのですがある企業から「組織の仕組み作りより、もっと個人に向き合いたいのでは?」とのフィードバックをもらいました。しっかり準備をして面接に臨み、企業からのフィードバックをいただけることで、転職活動を通して自分が本当にやりたいことが、より明確になっていったように思います。
林:マネージャーとして責任を持って仕事に向き合いながら、プライベートではお子様も産まれるというプレッシャーの中で、厳選して1社1社の選考を受けている状況でした。そうしたプレッシャーの中でも藤井さんが前を向いて転職活動を進めていく姿に心を動かされていました。どんな順番でどう選考を進めていくのか、作戦会議も行いました。
「藤井さんがやりたいと言っていることが、この会社で実現できるかどうか」という点が面接合否にも関わってくるので、藤井さん自身のやりたいことを面接で正しく伝えられるように、ミライフの企業担当にも参加してもらいながら、1社1社の面接を大切に面接の準備をしていきました。
一番自分らしく面接を受けることができた会社から内定。「不安もある中で、楽しみながら転職活動を進めることができた」
ーーその後、どのようなプロセスを経て、決断に至ったんですか?
藤井さん:林さんが提案してくれた企業の中でも志望度の高い企業から内定をいただくことができて入社を決めました。会社が展開している事業やサービスにも誇りが持てると思ったし、「人」の部分も大きかったです。数社面接を受ける中で一番肩肘張らずに話せた印象がありました。面接後に「この会社だったら人間関係で困ることはないと思う」と、林さんに伝えたことを覚えています。
林:藤井さん自身がやりたいことを自分の言葉で語れたこと、それが企業にも伝わり内定という結果に繋がったことがシンプルに嬉しかったです。
ーー転職活動全体を振り返ってみて、ミライフのサービスにどのような感想をお持ちですか?
藤井さん:佐藤さんとの最初の面談から、MCD、転職活動を通して2年くらいミライフにお世話になりました。職務経歴書作成の際には森数さんのnoteを購入しましたし、MCDの時から林さんには話を聞いてもらっていて。ミライフには全幅の信頼を寄せていました。
いざ転職活動で動いてみると、面接など不安な部分もありましたがミライフの企業担当のみなさんも時間を作ってくれて。こまめに情報共有や相談へのお返事もいただけたのでとても心強かったです。いいタイミングでミライフと接点を持つことができてよかったです。
林: 職場の状況変化や面接がうまくいかなかったり、藤井さん自身も気持ちが折れそうになることがあったと思います。それでも、結果を受け止めやりたいことを実現するために次に進む藤井さんを、心底応援したいと思っていました。転職が実現できたことが私自身感慨深いです。
ーー最後に、ミライフをどんな人にお勧めしたいですか?
藤井さん:モヤモヤを抱えている人こそミライフに相談して欲しいです。MCDをはじめ転職活動を通して、自分の思いが言語化されていくことを体感したので。これがやりたいと明確なものがある人は専門エージェントでも良いのかもしれませんが、「なんとなくモヤモヤするけど、やりたいことも決まっていない」という人は、ミライフに相談してみると良いと思います。
林:嬉しいですね、そう言ってもらえて。良い週末が過ごせそうです。
今日はありがとうございました。藤井さんの今後のご活躍をお祈りしています!
あとがき
藤井さんは、MCDやキャリア面談を通して「自分のありたい姿」を言語化することができました。それによって見えてきたのが理想と現実のギャップでした。そのギャップを解消し、自分のやりたいことを実現するために転職活動を開始しました。
いざ面接に進むと、自分のやりたいことが正しく企業に伝わらず、良い結果を得られないこともある中で、ミライフのキャリアデザイナーや企業担当が、面接前に「自分のやりたいこと」の言語化のサポートを実施。志望する企業での内定を獲得し転職を実現しました。
一人では不安な転職活動も「自分のありたい姿」や「やりたいこと」の言語化をサポートしてくれて、最後まで応援し続けてくれるキャリアデザイナーや企業担当がいてくれると、とても心強いですね。
藤井さんがお勧めしてくれたように、
「なんとなくモヤモヤするけど、やりたいことが決まっていない人」
「やりたいことが決まっているけど、どう実現していったらよいかわからない人」
も、ミライフへのご相談をお待ちしております!
担当キャリアデザイナー林の自己紹介noteもぜひご覧ください。